LC-MSイオン源
イオン源はLC溶出液中の成分を気相イオンへ変換します。最適なイオン源は装置の一般的な感度順位ではなく、分析対象物の極性、熱安定性、移動相、流量、マトリックス、必要なイオン種で決まります。
主なイオン化法
Section titled “主なイオン化法”| イオン源 | 一般的な適合 | 主な確認事項 |
|---|---|---|
| ESI | 極性・イオン性成分、生体分子、多価イオン | 溶媒と添加剤、流量、塩、マトリックス効果、付加イオン |
| APCI | ESIより極性が低く、気化可能で比較的熱安定な成分 | プローブ温度、気化、コロナ放電、移動相、熱分解 |
| APPI | 一部の低極性成分やAPCIで応答しにくい用途 | 光イオン化、ドーパント、溶媒、ランプ、装置対応 |
分析法として評価する
Section titled “分析法として評価する”正・負イオンモード、プロトン化・脱プロトン化、付加イオン、ソース内フラグメンテーションを標準液と代表マトリックスで確認します。移動相の不揮発性塩や高濃度緩衝液は、イオン化抑制、析出、汚染を招く場合があります。
マトリックス効果は、クロマトグラフィー、前処理、希釈、内部標準、注入順序、洗浄と関連します。高い標準液応答だけでは実試料での性能を示しません。
スプレー安定性、ガス、温度、高電圧、排気、汚染、洗浄頻度を装置マニュアルに従って管理します。互換性のない部品や一般化した洗浄手順を適用しないでください。
